2024

量子測定

部分トレース

純粋状態の合成系における密度行列の部分トレースは部分系の密度行列となり、量子もつれ状態のとき、純粋状態から混合状態になる。
量子測定

量子もつれ

複数粒子が相互作用で量子もつれとなった合成系はテンソル積で表せないことがあるが、テンソル積の重ね合わせなら表せることをみる。
量子測定

合成系

合成系は複数の粒子が存在する系で、粒子間に相互作用のない合成系における純粋状態・混合状態の密度行列はテンソル積で表せる。
量子測定

密度行列

純粋状態および混合状態を表現できる密度行列を導入し、純粋状態・混合状態の密度行列の違いを光子の偏光を用いた例で確かめる。
量子測定

純粋状態と混合状態

純粋状態は系の全情報が得られている状態で、混合状態は系に対する情報が不足している状態であり、光子の偏光を用いた例を見る。
量子測定

量子測定

量子測定について詳しく調べていく。
量子測定

観測問題

量子力学において測定(または観測)とは間接測定のことであり、意識とは関係ないことを見る。
波動関数と演算子

不確定性原理

古典物理量の演算子が不可換の時、同時に確定値はとれず、不確定さはロバートソンの不等式・ハイゼンベルクの不確定性原理を満たす。
波動関数と演算子

縮重状態の分離

古典物理量FとGの演算子が可換で縮重状態の時、固有関数の1次結合で古典物理量FとGは同時に確定値をとれ、縮重状態を分離できる。
波動関数と演算子

同時固有関数

古典物理量F,Gの演算子が可換の時、それらの演算子に対して共通の固有関数である同時固有関数が存在すること、またその逆を確認する。